Sep21th

昭和の名作漫画 少年漫画編

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皆さんこんにちは!稲見雅樹です。

今回は、「名作」と呼ばれる昭和の少年漫画をご紹介します。

●鉄腕アトム

作者:手塚治虫
連載開始:1951年
いわずと知れた手塚治虫の不朽の名作。
21世紀の未来を舞台に、原子力(後に核融合)をエネルギー源として動き、人と同等の感情を持った少年ロボット、アトムが活躍する物語。
米題は『ASTRO BOY(アストロ・ボーイ)』。

●火の鳥

作者:手塚治虫
連載開始:1954年
手塚治虫の代表作の1つ。
火の鳥(不死鳥)を物語の中心にした一連の編より成り立つ手塚治虫による漫画である。
映画、アニメ、ラジオドラマ、ビデオゲームが作成されている。

●サイボーグ009

作者:石ノ森章太郎
連載開始:1964年
『仮面ライダー』と並ぶ石ノ森の代表作。
それぞれ特殊能力を持つ9人のサイボーグ戦士の活躍や日常を描く長・中・短編の作品群からなる。
ただし完結編にあたるシリーズの完成前に作者が死去したため、作者自身による漫画作品は未完に終わっている。

●鬼太郎大全集

作者:水木しげる
連載開始:1965年
妖怪のイメージを世間に浸透させた水木の代表作であり、「妖怪漫画」を一つのジャンルとして確立させた作品。
墓場から生まれた幽霊族の少年・鬼太郎が多種多様な妖怪たちと繰り広げる物語。
1954年の紙芝居から始まり、漫画、アニメ、映画、小説、ドラマ、ゲーム、舞台など、半世紀以上に渡り様々な関連作品が作られている。

●巨人の星

原作:梶原一騎 作画:川崎のぼる
連載開始:1966年
主人公の星飛雄馬は、かつて巨人軍の三塁手だった父・星一徹により幼年時から野球のための英才教育を施される。
プロ野球の読売ジャイアンツに入団後、ライバルの花形満や左門豊作やオズマらを相手に大リーグボールを武器に戦う。
いわゆるスポ根野球漫画の走りともいえる作品。

●あしたのジョー

原作:高森朝雄 作画:ちばてつや
連載開始:1968年
ボクシングをテーマにしたスポーツ漫画。
週刊少年マガジン連載中から社会的反響は大きく、ジョーのライバルである力石徹が死んだ時には、寺山修司の提案により天井桟敷のメンバーにより東由多加演出による葬儀が行われた(1970年3月24日、講談社講堂にて)。
また1970年3月31日に発生したよど号ハイジャック事件では、ハイジャック犯が「われわれは明日のジョーである」(原文ママ)と声明を残している。
さらに、辰吉丈一郎をはじめ現実のボクシング界にも大きな影響を与えた。

●ワイルド7

作者:望月三起也
連載開始:1969年
「ワイルド7」とは「法では裁けぬ悪党を、裁判にかけずに殺すことを許された警察官」によるグループの名称。
様々な分野からスカウトされた7人のアウトローで構成されている。
ワイルド7が悪を成敗していくハードボイルド・アクション漫画。

●子連れ狼

原作:小池一夫 作画:小島剛夕
連載開始:1970年
柳生一族の手により妻・薊を失い、遺された息子・大五郎と共にさすらいの旅に出た、水鴎流剣術の達人で胴太貫を携えた元・公儀介錯人拝一刀の物語。
原作・作画者とも本作で作家としての地位を不動のものにした。
その後、若山富三郎主演による映画版や萬屋錦之介主演によるテレビドラマ版をはじめ、数多く映像作品も制作された。

●アシュラ

作者:ジョージ秋山
連載開始:1970年
平安時代末期、飢饉によって屍が累々と横たわり、ある者達は人を殺して人肉を貪り食らっていた。
その一人である妊娠した狂女は、やがて赤ん坊を産み落とす。
狂女は「アシュラ」と名付けたその子をかわいがるが、やがて空腹に耐えかね焼いて食おうとする。
その時、落雷によってアシュラは川に押し流され、岸に辿り着くも誰にも育てられないまま獣同然に生き抜く。
ある時、人狩りに捕まり連れていかれた先で人間としての生活、仲間、愛情を知るが、生みの親と出会ったことで凄惨な出生の秘密、自分が決して家族との生活を過ごせないことを知り苦悩する。
そして、その地に見切りをつけたアシュラは、自分を慕う孤児達を引き連れ都を目指す。
人肉食などの過激な描写に世間の非難が殺到したジョージ秋山最大の問題作である。

●デビルマン

作者:永井豪
連載開始:1972年
変身ヒーローもの企画として、永井豪が自作品『魔王ダンテ』(「ぼくらマガジン」連載)をベースに「悪魔をヒーローとした作品」として基本設定を行い、漫画版は永井豪が執筆し、『週刊少年マガジン』の1972年25号(6月11日号)から1973年27号(6月24日号)にかけて全53話で連載された。
同時期に、NETテレビではテレビアニメ版で脚本担当の辻真先がオリジナルストーリーを構成した。

●漂流教室

作者:楳図かずお
連載開始:1972年
荒廃した未来世界に校舎ごと送られてしまった主人公の少年・高松翔ら小学校児童たちの生存競争を描いた作品。
週刊少年サンデー1972年23号 - 1974年27号まで連載。
1974年に刊行が始まった少年サンデーコミックスに初めて収録された作品である。
楳図かずおの元々の持ち味である恐怖漫画のテイストがあり、楳図はこの作品も含めた一連の作品で1975年に第20回小学館漫画賞を受賞している。

●ブラック・ジャック

作者:手塚治虫
連載開始:1973年
無免許ではあるものの、唯一無二の神業ともいえるテクニックにより世界中に名を知られる、天才外科医ブラック・ジャックを主人公に、「医療と生命」をテーマにそれぞれ据えた医療漫画である。
『週刊少年マガジン』で連載した『三つ目がとおる』とともに、手塚治虫の少年漫画における1970年代の最大にして、少年漫画家としては最後のヒット作である。
また、本作品によって現代まで続く「医療マンガ」のジャンルが形成されるきっかけになった金字塔でもある。

●うしろの百太郎

作者:つのだじろう
連載開始:1973年
心霊現象をテーマにした恐怖漫画。
主人公・後一太郎が、主護霊の「うしろの百太郎」に導かれながら、様々な心霊体験をする。
1970年代のオカルトブームの火付け役の1つであり、つのだじろうの代表作。

●超人ロック

作者:聖悠紀
連載開始:1977年
永遠に生き続ける一人の超能力者、通称「超人ロック」の活動を通して語られる、宇宙時代の人類の物語。
聖悠紀が1967年に作画グループの肉筆回覧誌(同人誌)で発表したものが初出で、商業誌への進出は1977年。
2017年に50周年を迎えた長寿漫画のひとつで、(後述の理由で)単行本の発行巻数は及ばないが、1つの作品シリーズとして描かれ続けている期間は初期の同人誌作品も加えれば『ゴルゴ13』を超え、日本一である。

●SPACE ADVENTURE COBRA

作者:寺沢武一
連載開始:1977年
左腕にサイコガンを持つ一匹狼の宇宙海賊・コブラの活躍を、アメコミ風タッチで描く痛快SFアクション(スペースオペラ)。
原型となる作品に『シグマ45』がある。
アニメ化、映画化している。

●うる星やつら

作者:高橋留美子
連載開始:1978年
浮気者の高校生諸星あたると、彼を愛する一途な宇宙人美少女・ラムを中心に架空の町、友引町や宇宙や異次元などを舞台にしたラブコメディタッチのギャグ漫画。
その内容の斬新さと魅力的なキャラクターは1980年代のみならず以降の漫画界とアニメ界に衝撃を与え、当時の若者たちの圧倒的支持を受けて一大ブームを引き起こし、若者文化にも影響を与えた。

●エリア88

作者:新谷かおる
連載開始:1979年
日本の傭兵戦記漫画。
精緻なメカ描写や、リアリティのある舞台設定、空軍基地エリア88の一癖ある傭兵たちが交わす哀愁の漂うセリフなどの独特な特徴から広範な支持を受け、あだち充の『みゆき』と並ぶ同誌の看板作品となり後発の作品にも多大な影響を与えた。
この作品の影響力は大きく、作品自体のゲーム化に留まらず、バンダイナムコの「エースコンバットシリーズ」をはじめ日本製のフライトシューティングゲームでは必ずといって良いほど本作に登場した機体が登場する。

●キャプテン翼

作者:高橋陽一
連載開始:1981年
サッカーに打ち込む少年達の姿を描き、連載時に日本国内でサッカーブームを起こした。
後にプロサッカー選手となる多くの選手達に影響を与える。略称は「キャプ翼」(キャプつば)、「C翼」。

●北斗の拳

原作:武論尊 作画:原哲夫
連載開始:1983年
核戦争によって文明と人々の秩序が失われ、水と食料といった残された資源をめぐって争いが繰り返されるという最終戦争後の199X年が舞台。
暴力が支配する弱肉強食の世界に現れた、伝説の暗殺拳"北斗神拳"の伝承者・ケンシロウの生き様を描くハードボイルドアクション。

●DRAGON BALL

作者:鳥山明
連載開始:1984年
世界中に散らばった7つの玉を全てを集めると、願いが1つだけ叶えられるという秘宝・ドラゴンボールと、主人公・孫悟空(そん ごくう)を中心に展開する「冒険」「夢」「バトル」「友情」などを描いた長編漫画である。
中国の伝奇小説『西遊記』をモチーフにしており、主人公の名前も同作品の主要登場人物である神仙・孫悟空から名付けられている。

●聖闘士星矢

作者:車田正美
連載開始:1985年
この世に邪悪がはびこるとき、必ずや現れるといわれる希望の闘士聖闘士(セイント)。
その拳は空を裂き、蹴りは大地を割るという。
彼らは神話の時代より女神アテナに仕え、武器を嫌うアテナのために素手で敵と戦い、天空に輝く88の星座を守護としてそれを模した聖衣(クロス)と呼ばれる防具を纏う。
そして現代、6年もの厳しい修行を経てアテナの聖闘士となった少年星矢が父に運命を託された実の兄弟たち(アニメ版では同じ境遇の少年たち)と共に地上の覇権を争う神々の争いに身を投じる。

●3×3EYES

作者:高田裕三
連載開始:1987年
「三只眼吽迦羅(さんじやんうんから)」という三つ目の妖怪であるヒロインのパイが、ひょんなことから彼女と一心同体の不死人「无(ウー)」となってしまった藤井八雲と共に人間になるため冒険をする物語。
登場する妖怪の名前や設定が中国文化やインド神話がモチーフとなっており、チベットやインド等、日本以外のアジアが多く舞台になっている。

●寄生獣

作者:岩明均
連載開始:1988年
謎の寄生生物と共生することになった、平凡な高校生・新一の数奇な運命を描く。
物語の構図は人間の頭に寄生して人間を食べる「寄生生物」側、最初は捕食されるがままであったが後に反撃に転ずる「人間」側、そしてその中間者として存在する「新一とミギー」側という三者によって成立しているが、話の焦点は新一に置かれている。
2014年に実写映画化した。

『ゴルゴ13』や『はだしのゲン』、『CITY HUNTER』『キン肉マン』など以前ここで紹介したものは載せていません。
紹介しきれないくらの名作があって、選ぶのに困りました~。